無くしたバジル

「だらだら過ごす」という目的を十二分に達成し、起きたら17時。さらにぐずぐずした後、西荻窪にある「グレース」というケーキ屋に出かける。このケーキ屋に出会ったのは、大学生の時の本屋の中。どうしてだったか忘れたけど空腹のときに本屋に入り、あまりに空腹すぎて料理本のコーナーに行って平積みしてあるグレースのオーナーの出したケーキ本を見つけた。
写真もきれいで、とにかくおいしそうだったのでその本を買って、本でも紹介されていたそのお店に通うようになった。

何度も行っているけれど、一度も店員さんに話しかけられたことがない。きっと常連さんにも同じ態度で接しているのだろう。何よりケーキがおいしくてのんびりできる。今日は雪のせいか、1種類しかケーキがなかったけれど、阿佐ヶ谷駅の古本屋で買い込んだ本をお供に十分楽しんだ。

夕ご飯は「洋食」、その中でもポトフを作ることにした。1年以上前にごちそうになった「ぐうたらポトフ」の味が忘れられなくて、ロールキャベツまで作って一緒に煮込む。

他、白菜の即席漬け、納豆(我が家では洋食だろうとなんだろうと、いつでも納豆が食卓に登場する)生牡蠣、モッツァレラチーズとトマトとアボカドのバジルソース。

バジルソースは最近はまっていて、どんなお酒にも合うので頻繁に作っているが、今日はキッチンで乾燥バジルを見失う。さっきまで作業台の上にあったというのになぜだろう、と思っていたら床に落ちているのを家族が発見。どうやら一度作業台から落としたときに「後で拾おう」と思って忘れていたらしいのだけど、おかげで、一品食卓に追加することができました。ありがとう。

刻んだニンニク、オリーブオイル、塩、こしょうに乾燥バジルを振るだけ。何にかけてもおいしいですよ。

寝不足がずっと続いていて、久しぶりにのんびりした今日はワインも1本あけてしまい、満足。三連休の中日の明日は旧正月祝いをする予定。楽しみ。